おはなし館(第二回)

2011年08月18日(木)
全国の語り部のもとを訪ね、民話語りを生で聞きながら習得し、全国各地で民話を語り歩いている語り部「横山幸子」さんの昔話を聞く会が「恵比寿エコー劇場」で二回目の開催となりました。横山さんのお話は、独特の東北訛りで、この暑いシーズンにチョット寒くなる民話をお話になりました。ほのぼのと語る中に、残酷だが事実をしっかり把握しなければならないことを聞く人に考えさせ、現代に忘れていたもの「懺悔、祈りなど」を思い出させる、そんな力があるのが昔話をしていただきました。ゲストの「明石誠」さんの世界の昔話の語りもすばらしく大変感動する会となりました。語りの後、トータルプランニングオフィスさんの計らいで、立食パーティーがあったのですが、「横山幸子」さんお疲れのため欠席。リュウトの父と一つ違いで高齢のためチョット心配・・・いつまでも温和なしゃべり方と矍鑠(かくしゃく)とした動きで昔話を語り継いでくださいね・・・!!

父が旅立ちました(ToT)/~~~

2011年8月4日(木)
父が旅立ちました。今日は、奇しくも祖母と友人の月命日。リュウトは、残念ながら父の旅立ちを見守ることは出来なかったのですが、最後に携帯で声をかけました。母、姉、孫などの見守る中、父は、今際(いまわ)の際に枕もとで、手を合わせ祈るようにしたそうです。それを後で聞いて、それは父の「いままでありがとう」の気持ちの表れのように思いました。当然、長年連れ添った母に対してのことなのですが、同時に自分の思うように生き、多くの方々のご厚情に支えられてきた父が、すべての方々に対しての感謝の祈りではなかったかと、リュウトには思えます。人生八十年と言われる現代において、八十一年生き、最後にそうした気持ち(行動)を残せたのですから、父も自分の人生に満足をして旅立って行ったことと思います。であるならば、いまは、心安らかにその冥福を祈るばかりです。これもすべて父をご支援下さいました皆様のおかげと感謝しています。「ありがとうございました」